皆さんいつもブログ読んでいただき本当にありがとうございます。
発達障害じゃないと言われた件について、色々思うことがあったので試しにツイートしたところバズりました。
想像以上に反響があり、たくさんリプをいただけたので、それで私が感じたことや個人の見解を述べてみたいと思います。
ツイートが軽くバズって17万回見られました
先日、私が「TOEIC940点取れるなら発達障害じゃないよ」と言われたという趣旨の以下のツイートをしたところ、
ちょっと聞いてください。発達障害だってカミングアウトした相手に、話の流れで私TOEIC940点だよっていうと、「全然発達障害じゃないじゃん!」って言われるのが謎。ADHDやASDなどの発達障害は知的障害とは違うってことを知らない人が多すぎる。そもそも発達障害のことをよく分かっていない人が多い。
— かがみん | TOEIC 940点の帰国子女ブロガー (@returnee_blog) January 28, 2021
なんと17万6千インプレッションをいただき、軽くバズりましたのでその報告と、それに対する自分の感想を述べたいと思います。
ツイートに対する反応は、
「わかる〜本当にそれ!」
「自分や自分の家族、子供もそんな感じ!」
と共感していただけるようなものから、
そもそもどういう流れでそういう会話になったんだよwというツッコミや、発達障害じゃないって言ってくれるなんて優しいじゃん!という感想や
TOEIC940点って言いたいだけでしょ、自慢?やらえーこんなやばい奴いるんだ!っていうアンチコメ(?)やらたくさんいただきました。
私は今回正直このツイート伸びるだろうなぁ、100いいねぐらいはもらえるかな?って思いながらツイートしたのですが、
まさかここまで反応頂けるとは思っていなかったので、びっくりしています。

今回私のツイートにここまで反応いただけるということは、それだけ同じような思いをして困っている方がいるということなんだなと改めて実感しました。
また、ツイートに対する反応も本当に人それぞれで、ネットには色々な価値観や考え方を持つ方がいるんだなということも認識しました。
発達障害について知らない人に説明するのは難しい
知的な障害でもない、かといって広く知られているわけでもない、ADHDやASDなどの「発達障害」を説明するのは難しいですよね。
発達障害という言葉のイメージから、知的な障害をイメージする方が多く、
なまじっか能力が高かったり、学歴が高かったりすると、「本当に発達障害?」とか言われてしまうことが多いのだと思います。
実際は、そんなに単純ではなく、IQが高かったり、学歴があっても他のことはなにもできない人は結構たくさんいると思います。
現に、このツイートに対してもうちの子もそんな感じで勉強だけは凄く出来るという反応を頂いたりもしました。
ポジティブに考えれば、「できることが一つあるだけいいじゃん!」という見方も出来るし、実際そうなのですが、いかんせん高い能力があったとしても社会性がなかったり他のことが何もできないとなると、
理解のある職場を見つけたり、自分と相性が合う職場を見つけられない限り、職場を転々としたり二次障害で鬱になったり、生活に困ってしまうなんてことになりかねません。
また、高いIQや学歴があるために、周りから「高い能力があるに違いない」と決め付けられ、その気持ちに応えることができずに押しつぶされてしまう、ということも往々にしてあると思っています。
実際、私自身親に「学歴なんてなくていいから普通の女の子がよかった」や「普通に生きられないって本当に大変」と言われたりしました。
最近早稲田政経卒業して、発達障害と診断されて働けなくなった男性がニュースの記事で取り上げられていましたよね。学力あっても、社会性に欠けていたり、マルチタスクができないため継続して働けなくなってしまうというのは意外とよくある話です。
日本社会は特に、閉鎖的で、多様性を受け入れない生きづらい社会だと思っています。
あまり柔軟性がなく、形式通りに働かないといけない上に、能力の凹凸が激しい方は受け入れられづらい労働環境です。
普通に事務職として働く場合はマルチタスクを求められることが多く、色々なことを同時にやらないといけないので発達障害の特性の一つである「過集中」になってしまう方には向いていません。
そういった環境で普通に働くのが難しかろうが、お金を稼がないと生きていけないわけで、自分のことを理解してもらえる職場を探すか、自分の特性や苦手分野をきちんと理解した上でそれに対する対処法や付き合い方を考えるしかありませんよね。
ただ最近は幸いなことに、SNSの普及により生き方も多様化してきているので、合わないのにも関わらず無理して会社員として週5で働かなくても、デイトレーダーとしてお金を稼いだり、ブロガー、フリーランスのライター、ライブ配信者やYoutuberとして生活するということもできるので、
生きづらいからと言ってそこまで絶望する必要はないのかなと思っています。
勿論その道だって甘くはありませんが、「絶対会社員として働かないとダメ!」という風潮が無くなってきているので、以前よりは社会に適応できない人が生きやすくなっているのかな、と思います。
もしくは、英語を勉強して外資系企業に就職するという手もあります。
海外のIT企業は、ASDで有能なプログラマーの方を積極的に採用しています。
外資系企業の方がADHDやASDの方に対する理解が進んでいると言われています。
それについても記事を書く予定ですので、その際は見ていただけるととても嬉しいです。
もう少し、発達障害に対する正しい知識が社会全体に広まって、会社もマルチタスクを社員に強制したりしなければ、より生きやすい方増えると思いますがなかなか難しいですよね。
今回、色々な反応があったってことは、それだけ同じような悩みや生きづらさを抱えている方が多いということだと思います。
今後叩かれたりしたとしても、諦めずに発信を続けていきたいなと思っています。