今回は、発達障害の方がどういう心持ちで生きていくべきか、という話をしたいと思っています。

注意ポイント
この記事は、自分の経験に基づいた個人的な感想を述べただけのものであり、特定の個人や団体を糾弾する意図で書かれたものではないことを踏まえた上で読んでいただけると幸いでございます。
発達障害のある方は自己肯定感が低くなりがち
発達障害のある方の多くは、自分を理解してくれる方に巡り合うことができないと
下記のように職場でミスを連発してしまったりすることで、周りから存在を否定されたり、親族から否定されたりすることが多いため、
当然、発達障害のある方も自己肯定感を持った方がいい。このことに反対する人はあまりいないだろう。
しかし、発達障害のある方が「自分に満足」「自分を価値ある存在として受け入れる」という感覚を持つのは簡単ではないように思う。
なぜか?それは発達障害特性があると「自分はダメだ!」と思わされる機会が非常に多くあるからだ。
特に、大学生や社会人など、ある程度”節度”を持って行動することが要求される年齢になると発達障害のある方は「自分はダメだ!」と感じざるを得ない機会が多い。出典:働くチカラWEB
自分を責めてしまい、どうしても自己肯定感が低くなりがちです。
例えば、ADHDの症状の一つである多動(動き回る、じっとしてられない)は、理解のない人から見れば、挙動不審だと言われてしまうこともあります。

また、ASD(アスペルガー症候群)の特徴である、コミュニケーションが一方通行というのも、失礼だと捉えてしまう方も多いでしょう。
実際に直接それを伝えてくる方もいるので、そういった言葉に傷ついてしまうことも多いと思います。

私も今まで散々挙動不審とか(考えてる時に動き回るのはADHDの症状ですね)、色々言われてきましたがそれをいちいち受け止めて真に受けていたら身が持たないということに最近やっと気がつきました。
発達障害だから、どうせ自分は〜、発達障害の自分は嫌われるなどやたら自分を卑下している方をSNSでたくさん見かけますが、発達障害だからこそ自分に自信を持って、強く生きるべきだと私は思うのです。

前は一つ言われただけで黙り込んでしまうぐらい繊細でしたが、
今は多少は「これが私なんだけど、何か問題ある?」ぐらいに思えるようになりました。

発達障害だからと卑屈になって生きていくのではなく、発達障害だからこそ強く生きていく必要があると考え、無理解な人のいうことに傷つかないようにしましょう。
治せるところは治して自分の長所を活かす方法を考えよう
もちろん人に迷惑かけてしまったり、嫌われてしまう部分は治せるなら治した方がいいと思っていますし、自己分析してちょっとずつ軌道修正していく必要があると思っています。発達障害のある人の相手する方が病んでしまうということもあるみたいですしね。

ただ治せないところは、やっぱりなかなか治せないものだと思いますし、自分を責めても改善しない上に余計辛くなるだけなのである程度の開き直りも大事だと思っています。
結論としては、治せるところは意識して軌道修正したり周囲に自分の事情を説明してある程度理解してもらって、治らないところはどうしようもないので長所を伸ばしたり、自分を能力を活かせる場所を探すことが大切です。
どれだけ他人が発達障害のあるあなたを否定したとしても、あなたは自分のことを卑下したり、嫌いになる必要は一ミリもないんです。
人より違うことがあるからといって、卑屈になっていたら、どんどん悪い方向にいってしまいます。
ですが、自分が自分のことを好きでいて、自分の特性を上手く活かす方法を思いつくことができたら、十分人生を楽しむことができるようになります。
考え方次第で、人生が180度変わるのは間違いないので、自分の特性を受け入れて強く生きていく方法を一緒に模索していきましょう🌟